BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第9話感想

 天空寺に届いた差出人不明の封書。そこにはタケルの父のかつての研究仲間だった五十嵐博士の所属していた研究所で怪現象が起きていることが書かれていた。五十嵐に会えば10年前の父の死やマコト・カノン兄妹の失踪についてなにかわかるかもしれないと行動を開始するタケル達だったが・・・。

 眼魂を求める者たちにとっての約束の数である15個。その最後の一個であるベンケイ眼魂を巡って、各陣営の動きがあわただしさを増す展開に。アランのもとにはジャベルといういかにも幹部然とした男が登場。その上には彼が「大帝閣下」と呼ぶ存在があり、アランはその息子のようですが・・・眼魔の世界には悪の帝国か何かがあって、そいつらが人間世界への侵略を企てているのか。10年前にタケルの父たちが進めていた計画は、それを止めるためのものだったのではないのか・・・と、いろいろ材料がそろってきて推理が進みます。ベンケイ魂を手に入れたタケルはスペクターとの対決に初勝利。そこで彼とアカリも、カノンの魂が妹眼魂の中にあることと、マコトがその復活のために動いていることを知ることに。タケル、マコト、西園寺、アラン。それぞれの思惑で眼魂を求める者たちの動きが、いよいよ来週から収束し、序盤の山場となりそうです。まだ10話も放送されていないとは思えない展開ですね。

 さて、今回の眼魔である青龍刀眼魔ですが、モチーフがとうとうわからなかったインセクト眼魔と比べてわかりやすい、ジャーンジャーンでゲェッ!な三国志の英傑、関羽。今回の眼魂である弁慶とは、主君に忠を尽くした剛力無双の武人という点において共通点がありますね。