BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第2話感想

 脱獄囚を助けてお尋ね者になるというなかなかロックな始まり方をしたビルド。今回はその脱獄囚・龍我をさらなる悲劇が襲うことに・・・。

 隙を見て恋人・香澄に電話を掛けた龍我でしたが、香澄は今まさに謎の人体実験にかけられるところであり、「女に会わせてやる」という不気味な声を聞いて飛び出すことに。追ってきた戦兎ともどもガーディアンが合体した巨大メカに襲われる龍我でしたが、示し合わせたようにガーディアンたちが出てきたところを見ると、謎の組織と東部の政府とはなんらかのつながりがありそうですね。それにしても合体ガーディアンを倒した手、いちいち計算するのはいいですけど周囲の被害は全く計算に入れてませんね、この自称物理学者。

 2話目にして早くも戦兎の前に姿を現した因縁の敵、ナイトローグ。名前も姿もかっこいいですが、戦兎に「モルモットのことなどいちいち覚えていない」と言い放ったり、スマッシュから成分を抜きとっても体の弱い香澄は死ぬという残酷な事実を突き付けたりと、登場するなりかなりの残酷な悪役ぶりを見せつけてくれました。

 香澄を失い失意に暮れながらも、戦兎の叱咤の言葉に力づけられ再び立ちあがり前に進む決心をする龍我。香澄の最期の言葉と紗羽のもたらした情報から、龍我を科学者の家に向かうように仕向けるよう香澄に依頼した男と刑務所で彼を襲った男が同じ「ナベシマ」という男であることが判明。第2話から最近のライダーにしては残酷な展開を見せられましたが、着実に一歩ずつ真実に向けて進んでいることは感じられるので、この調子ですね。