BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第47話感想

 突如ビルドライドウォッチが壊れ、街にスカイウォールとスマッシュたちが発生。ウォズとゲイツが対応に当たる中、ソウゴとツクヨミは士の力を借りて、再び幼い頃のツクヨミが暮らしていた2058年の世界へ向かうが・・・。

 

 ついにスウォルツの目的が明らかに。それは、消滅の危機に瀕した自分たちの世界を救うため、他の世界を全て滅ぼす・・・って、まんまディケイドじゃねえかとテレビの前でツッコんだのは私だけではないでしょう。どういう理屈でそれで自分たちの世界を救えるのかさっぱりわからないところまで含めて。そのためにスウォルツが目論んだのが、他の世界にいる仮面ライダーたちを一つにまとめたところでその世界を滅ぼす・・・って、これもこのあいだの劇場版のクォーツァーと、目的はともかく手段としては同じですね。しかしそうなると、ますますオーマジオウってなんなんでしょうか。

 

 まぁそんな風にスウォルツの目的がディケイドのパクリだったことが明らかになった回らしく、最初から最後まで士が目立ちまくり。ツクヨミをかばってやられたときはまさかミハルのように・・・と思いましたが、さすがにここで死なせるわけもなく、海東のお宝の力であっさり復活。基本お宝を集めるだけで使おうとはしない海東にしては珍しい・・・と思っていたら、「副作用」とやらでアナザージオウⅡに変身して今度は襲いかかってくる。士を助けたと思ったら間髪入れず殺しに来るというのが、破綻してますがいかにも海東らしいですね。ほんと、なんなのこいつ。ディケイドの力を失っている士は大ピンチ!と思いきや、ソウゴからディケイドライドウォッチを回収してディケイドに変身。なんと、こんなこともあろうかと、ディケイドの力の半分だけをライドウォッチに込めてソウゴに預けていたって・・・道理でやけにあっさり渡したわけですが、つくづくとんだ食わせ物ですね。さらに変身するのみならず、ジオウのライダーカードを使ってディケイドジオウに変身。あれ、ライダーと一定の絆を結ばないと手に入らないはずなのに、いつのまに手に入れたんでしょうか。それに、ジオウに変身可能ということは、おそらくファイナルフォームライドも使えるはず・・・。一体どんなのでしょうか。でっかい腕時計に変形するぐらいしか想像つきませんけど。

 

 士と力を合わせ、アナザージオウを倒し海東を救ったソウゴ。しかしライドウォッチの異変は止まらず、次々に怪人たちが現れる。まるでディケイド第一話のような地獄絵図ですが、それを目にして「この世界を破壊する」と言い放った士の真意は・・・。