BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第29話感想

 スウォルツからアナザーブレイドウォッチを渡された白ウォズ。彼がそれを手に向かった先は・・・。一方、黒ウォズも加わり朝食を食べていたソウゴたちだったが、それはおじさんではなく見知らぬ男が作ったものだった。男が去った後、ライドウォッチがなくなっていることに気づいたソウゴたちは慌ててその後を追うが・・・。

 

 ある意味では士以上に迷惑な世界の放浪者、ディエンドこと海東が登場し、さらには剣崎、始、そして大きくなった天音ちゃんまで登場と、もう登場人物だけでおなか一杯のような回。まぁ海東の方は士同様やってることは昔から変わっていないので、どうしてもブレイド組の方に目が行くのですが。のっけから懐かしのハカランダが登場し、おそらくはお母さんから店を引き継いだであろう天音ちゃんが白ウォズによってアナザーブレイドにされるという衝撃的な展開。あんなに大きくなってもいまだに始のことが忘れられないとは、天音ちゃんもとことん一途な女ですね。アナザーブレイドを止めようとするソウゴですが、そこに始が現れカリスに変身、攻撃を受ける羽目に。そこはジオウと協力してアナザーブレイドを止めた方がよさそうなものなのに、相変わらず天音ちゃんが絡むとそれしか見えなくなるのはこっちも何も変わっていませんね。で、そこに今度は剣崎が登場。「俺たちは再び出会ってしまった、運命は避けられないのか!」と、これまたブレイドに変身してジオウそっちのけでバトルを開始。もっと言葉を尽くせばいいものを、口より先に手が出るこの喧嘩っ早さ。この喧嘩っ早さとそれによるコミュニケーション不足から、しなくてもいい争いをしていろいろ無駄にしていた頃と何も変わってないことに「これぞブレイド」とダメな安心感を感じてしまいます。我々は事情を知っているから呆れ顔で見てるだけですけど、そのへんの事情を全く知らないソウゴから見たら、いきなり知らないライダーが現れて勝手に喧嘩を始めるという状況でわけがわからないでしょう。

 

 しかしまあ、この二人が出会ってしまうことが何を意味するのかは、ブレイドを見ていた人には周知の事実。次回はあのねじれこんにゃくことモノリスも登場して、さらに厄介なことになりそうです。