再会した医大時代の同級生からデートに誘われた小夜。すわ告白、さらには結婚かと、本人以上に充瑠達が盛り上がる一方、その裏では帰還したガルザが一大作戦を進めていた…。
前回の予告で史上最大の作戦とか言っていたガルザ。ジャメンタルに目覚めた次の回で百人一首の詠み手をやっていたような人なので、話半分ぐらいのを予想していましたが、予想に反して成功すれば一気に地球征服を完了できる、割とガチな作戦を仕掛けてきましたね。ヨドンナが作戦のサポートに回り、クランチュラも邪面獣3体を一気に投入するなど、ヨドン軍にしては協力体制も万全です。ただ、肝心のヨドンアイビーの種子の遺伝子改良を地球人の科学者に頼らなければならなかったのは、仕方ないとはいえ機密保持のリスクがあり、実際そのせいでキラメイジャーにばれることになりましたが。また、わざわざハコブーを操ってアタマルドのオラディンのところまで行って宣戦布告するあたりも、どこまでいっても兄へのコンプレックスが付いて回るガルザのお決まりの悪いところが出ていて、これがまた失敗の元になりそうなにおいがプンプンしますが。いずれにせよ、今回は前哨戦のようなもの。メガホンをとるのは田口監督。ウルトラマンや怪獣ほどにはのびのび動かせないロボと邪面獣をどこまで動かして巨大戦を描くか、お手並み拝見です。
