BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

魔進戦隊キラメイジャー エピソード37 感想

 ヨドン皇帝から「オラディンに会え」と指示を受けたヨドンナが、カフェでスイーツを楽しもうとしていた瀬奈と小夜を襲撃。その際、ヨドンナの鞭を食らった瀬奈は5人に分裂してしまう。もともと持っていた人格まで分かれてしまった5人の瀬奈だったが、簡単に合体して元に戻れることが判明。しかし、ネガティブな性格の5番目の瀬奈は自分はいないほうがいいのではないかと言い出し、出ていってしまう…。

 

 とりあえず、クランチュラが生きていたことに敵ながらホッとしました。ただ、事前に分裂させてもらっていた5人のうちの1人を失ったということは、彼も何かしらの能力か人格かを失ってしまったんでしょうが。

 

 一見役立っているのかわからないネガティブな人格も、事前に最悪の事態を想定しいつでも行動にブレーキをかける意味では重要だった、という話。こういう一見ネガティブなものにもちゃんと利点や良いところがあるということを描くのは、既にこの作品では堂に入ったものですね。そして、ついにキラメイジャーの前に姿を現したヨドン皇帝。やはりヨドンナの中に隠れていましたが、ネットでも言われていた通り、ヨドンナとはジョジョ5部のディアボロとドッピオのような関係の用ですね。わざわざオラディン王の前に姿を現して宣戦布告とは、敵ながらさすが皇帝と言うべき威風堂々たる行動。一撃で周辺の街ごと大ダメージを負わせてくるのも、最近のラスボスらしい行動ですね。今年最後の放送で、最大の敵と出会うことになったキラメイジャー。いよいよ年が明けてからは、クライマックスへと向けて走り出しそうです。