子供たちがツーカイザーに夢中なのが面白くないジュラン。そこへ現れたカタツムリワルドが発生させたエリアに巻き込まれ、ジュランとマジーヌは動きが超スローモーになってしまう。その場にやってきたゾックスもエリアに巻き込まれてしまうが…。
人や物の動きを超ゆっくりにしてしまう、ロイミュードみたいな能力を持つカタツムリワルド。ほぼ動けない相手を一方的に攻撃できるのですから、こと戦闘においては無敵ともいえる能力ですが、カタツムリワルドの性格までのんびり悠長な性格だったせいでジュランたちを倒すことにはあえなく失敗。トジテンド、こういうパターンが多いですね。果たしてこのノロノロ攻撃をどう切り抜けるのか、と思ったら、ターボレンジャーギアによる高速移動というまさかの手で解決。セッちゃんが疑問に思った通り、ターボレンジャーにそんな能力はないんですが…（高速移動はどっちかというと忍者系戦隊の領分ですし）。これといった固有の特殊能力を持たない戦隊の場合、雰囲気で能力を持たせているフシがありますね、センタイギア。
続く巨大戦にはダイカタツムリワルドに加え、ついに完成したステイシーザー専用のロボ、バトルシーザーロボまで乱入。ところがさらにそこへ、フリントの改造によって完成したツーカイオーカッタナーが登場。見事にダイカタツムリワルドを撃破し、ステイシーザーは「今日はこれぐらいにしておいてやる」と池乃めだか師匠みたいな捨て台詞を吐いて撤退する羽目に。初登場の次の回でツーカイザーにボコボコにされ、せっかくの専用ロボのお披露目までツーカイザーのロボに出番を食われると、とことんツーカイザーに煮え湯を飲まされるステイシー。なんだかかわいそうになってきました。
