BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第13カイ! 感想

 買い物帰りにトジテンドのリサイクルワルドと遭遇した介人とガオーン。リサイクルワルドによってリサイクルクダックに変えられた人々に対し、介人とガオーンはうかつに手出しできず苦戦を強いられるが、そこに現れたゾックスはリサイクルクダックがトジルギアを持っていること知ると容赦なく攻撃を開始。介人はデカレンジャーのセンタイギアでゾックスを捕まえるが…。

 

 市民を戦闘員に変えてヒーローが迂闊に手出しできない状況を作り出すと同時に、ゼンカイジャーとツーカイザーの目的意識の違いを利用して同士討ちを図るという、バラシタラによる二段構えの作戦。見た目のトンチキさでいつも見過ごしそうになりますけど、やはりトジテンドは作戦の立案能力自体は高いですね。まぁそんな優れた作戦も、それ以上にトンチキな発想を持ち出してくるゼンカイジャーに破られるのが常であり、今回もこちょばし作戦であっさりと台無しにされてしまうのでした。別にサンバダンサーみたいな格好になったり踊ったりする必要はないんですが。それにしても、いつまで介人たちはゾックスに譲歩し続けるつもりなんですかね。そろそろ一発ガツンと痛い目を見せてやらないと、こいつらは市民に危険を及ぼし続けますし、いつまでもそれを防ぎ続けられるとは限らないでしょうに。ゾックス一家にとっても、こいつらは自分たちを守るどころかお構いなしに戦いに巻き込んでくると広く市民に知られるようになったら、いくら強いからと言って自由に活動することは難しくなるでしょうに。

 

 罪もない人間を利用したことに怒りを爆発させたガオーンによって倒されるリサイクルワルド。巨大化すると過去に倒されたダイワルドたちをリサイクルして攻撃してきますが、意外にも再生怪人であるにも関わらずゼンカイオー2体を合体解除に追い込む健闘ぶりを見せることに。結局再生ダイワルドたちはツーカイオーリッキーによって一掃されてしまいましたが、そこへ現れたバトルシーザーロボが、ダイリサイクルワルドを倒してしまう。いったい何を考えているのか、ステイシー…。