BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーセイバー 第37章 感想

 賢人が飛羽真の代わりに自らを犠牲にして世界の崩壊を阻止しようとしていると、ユーリから聞かされた飛羽真。賢人を止めるべく、倫太郎とともに彼の元へと急ぐが…。

 

 賢人のもとへ向かう途中、蓮から勝負を挑まれる飛羽真。この人たちがいちいち剣を交えなければ意思疎通できないめんどくさい人たちであることにはもう慣れましたけど、倫太郎や尾上や大秦寺は剣を交えたうえでちゃんと仲間になってくれましたけど、蓮は勝負に負けたにもかかわらずなんだかんだとごねて言うことを聞かないので、さすがにイライラしてきました。強さが全てと言うのなら、負けたら四の五の言わず言うこと聞きなさいよ。ほんとにこいつ、最終的にどういうところに落とし込むつもりなんでしょう。明らかに書いてる方も持て余してるとしか思えないのですが…。

 

 賢人のもとへたどり着いた飛羽真と倫太郎たちの前に現れるマスターロゴス。前回予想した通り、あんな宣言だけでは人々が戦争を始めるわけもなく、遅まきながらようやく街を一つ消すという示威行為に出ることに。ほんと、バカじゃないですかこの人。始末に悪いことにバカではあるもの強いことは強いので、3人を圧倒するマスターロゴス。その時、聖剣を地に突き立て、ソロモンを自らもろとも闇の中に引きずりこもうとするカリバー。しかしそこにセイバーが割って入り、カリバーとソロモンの間の闇を断ち切る。このときの「物語の結末を勝手に決めるな!物語の結末は俺が決める!」というセリフ、「勝手に死のうとするな!」という意味なのはまぁわかりますけど、そのまま聞くとものすごく勝手なものに聞こえてしまって、必死の場面にもかかわらず思わず笑ってしまいました。その後、駆けつけた最光が闇黒剣と光剛剣で作り出したホワイトホールでソロモンを飲み込み、どうにか危機は脱出。結局この封印はすぐに破られたものの、賢人がやろうとしていた闇の封印はマジでソロモンを永久に閉じ込めておけるものだったんでしょう。仮にもラスボス候補ともあろうライダーが、初変身の次の回で早くも本物のピンチを迎えてしまうとは…。

 

 相変わらず飛羽真の誘いを無視して一人で去る賢人。その彼を追うように光る鳥が現れ、「未来は変わるさ」と彼に告げる。この光る鳥、以前タッセルが一時的に消滅したことをユーリに教えたのと同じ奴でしょうか。その正体は一体…。