BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン25話 感想

 久しぶりの雉野主役回。イヌほどではないとはいえ、彼も日頃からひどい目に遭っているのが主役回となるとより一層ひどい目に遭う傾向がありますが、今回はなんと会社をクビに。にしても、子ども番組とはいえとても令和とは思えないぐらい勤め先の会社の描写がとんでもないですね。現実の会社は上司の一存だけで社員をクビにすることなんてできないし、社員の不始末で取引先に損害を請求されても社員個人にその損害賠償を求めてくることなんかないでしょう。仮にそんな会社が実在したらそれはもうブラック企業どころか全く法律を守る気のない会社以前に非合法組織ですから、雉野はさっさとこんなところ辞めるべきでしょう。まぁそんなこんなでいくつものバイトを掛け持ちせざるを得なくなり、疲労困憊した雉野の「懐の具合が悪い」「首が回らない」という言葉を「お袋が首の病気」と異次元の勘違いをしたタロウ、さらにそれを経由してはるかと真一まで仕事を増やし過労死寸前になるという、相変わらずの予測不能井上敏樹劇場でした。ほんと、変なところで一致団結するな、こいつら…。