BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

平成ライダー小説化 詳細情報

 このあいだ取り上げた平成ライダーのスピンオフ小説化について、発売元の講談社のサイトにより詳しい情報が上がっておりました。

http://kodomo.kodansha.co.jp/shousetsu_rider.html

 発売スケジュールとそれぞれの著者については、次のようになっているようです。

 執筆陣については、予想とはかなり違ったものになりましたね。一番意外だったのは、アギト、電王、オーズと3作品ものメインライターを担当した小林靖子氏がどの作品にも関わらないこと。現在担当中のゴーバスターズが忙しいのでしょうか。一方、響鬼は前半のメインライターを担当し、現在はウィザードのメインライターを務めているきだ氏が担当。ディケイドの響鬼編はオファーには乗り気だったもののスケジュールの都合で叶わなかったらしいので、この小説化でどんなものを書いてくれるのか、期待が膨らみます。

 注目していた井上氏については、この小説化では大活躍ですね。ファイズだけでなく龍騎まで担当するというだけでも驚きなのに、アギト、キバ、ディケイドの監修まで務めるとは。ファイズの小説は新規書き下ろしなんでしょうか。「異形の花々」の文庫再販だったりしたらガッカリですけど。

 オーズを担当する毛利氏は、サブライターとしてバッタヤミーやフクロウヤミー、ユニコーンヤミーの回を担当した方なので安心ですね。剣を担当する宮下氏はエクシードラフトからビーファイターカブトまでのメタルヒーロー5作品を連続して担当した大ベテラン。剣本編でも4話分を担当しているので、こちらも安心できそうです。キバを井上氏自身が書かないのは予想外でしたが、古怒田氏は前にも書いたディケイドのカブト編がよかったので期待できそうです。アギト担当の岡村氏はアニメが中心で平成ライダーにはかかわっていないようなので全くの未知数。ディケイド担当の鐘弘氏は失礼ながらまったく聞かない方なので、こちらも未知数ですね。

 結局のところ、クウガ以来すべての平成ライダーを見てきた人間としては、全部読むのは決定事項ですが。しかし、上に書いた講談社のページ、どう見ても大人相手に商売する気満々なのに「講談社こども倶楽部」の中にあるのが違和感ありまくりです・・・。