BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の特命戦隊ゴーバスターズ

 前回、メガゾードとの戦いの最中に突然乱入し、敵味方ともに攻撃を仕掛け姿を消した謎のライオン型ロボ。果たして敵か味方か・・・で次回へと引いたものの、その直後CMで盛大なネタバレをしてしまいました。やめてほしいですよね、こういうの・・・。

 謎のライオンロボの正体について、黒木司令とマサトは心当たりがある模様。かつてエネルギー管理局に在籍し、バスターマシンの基礎を作った天才科学者、葉月博士。あんなものを作れるのは彼しかいないと考え、ゴーバスターズはライオンロボの追跡を開始。

 前回の予告の通り、葉月博士を演じるのはアニキこと水木一郎氏。科学者なのにギンギラギンの服を着ていたり、擬音語を多用する暑苦・・・熱い語り口が常だったり、科学者というよりは演じるアニキそのものな人物で、さしものマサトもかつては圧倒されっぱなしだったようです。しかし、ゴーバスターズがエンターに襲われていたところを助けた彼の娘・ミカによれば、既に故人とのこと。実際にライブで何度も見ていますが、殺しても死ななそうな人なんですけどね・・・。

 博士はエネルギー管理局と研究の方針の違いが原因で管理局をやめ、一人で研究を続けていたようです。そりゃあ、あんな人を組織の枠の中に囲っておこうとする方が間違ってます。そんな父を組織の犠牲者と考えているミカは大のゴーバスターズ嫌いで、博士の遺産であるライオン型ロボ・タテガミライオーはゴーバスターズを倒すために博士が開発したのだと語ります。

 一方、マサトとリュウジは管理局に残されていた設計図から、タテガミライオーに込められた博士の真意を解き明かします。タテガミライオーとゴーバスターエースで対峙したヒロムは、ライオーの背中に乗り、ライオーを乗りこなします。リュウジとマサトは、ライオーは最初からエースとの連携を前提に設計されていたことと、そんなマシンがゴーバスターズを倒すために作られたものであるはずがないことをミカに語ります。技術論的な確かな根拠を示して説得するというあたり、まずロボありきというこの番組らしいと思います。

 その後、ライオーは人型のメガゾードに変形し、あらためてヒロムの力量を計るためエースと対決。最後はこの手の対決のお約束のクロスカウンターでエースが勝利し、続いて現れたエンター搭乗のメガゾードεも、ヒロムが乗り込んだライオーによって見事撃破。ウィザードライバーといいこいつといい、最近のメカはうるさすぎです。εに乗ったエンターが負けるのはこれが三度目。どう見ても負けフラグにしか見えませんから、もういい加減εに乗るのはやめた方がいいんじゃないですか、エンターさん。