いきなりデンシャロイド２との戦闘から始まった今回。メサイアのメタロイドではないため手もなく撃破するゴーバスターズだったが、その後転送されてきたメガゾードにエンターがメサイアカードを投げつけ、メガゾードでありながらメタロイドというなんだかややこしい存在に。メタロイドが誕生したので当然メガゾードも転送されてくるのですが、なぜか転送されてきたはずのメガゾードの姿が見当たらない。こうして誕生したゾードロイドは電車に変形し、そのまま走り去って姿を消してしまった。発車するときにご丁寧にミュージックホンまで鳴らすゾードロイド。セリフも電車の車内アナウンスに準じたものなど、いろいろ徹底しています。
電車に変形したゾードロイドは、あちこちで弱気になったり落ち込んだりしていた人たちを強制的に乗せていく。ダイエットを決意したのについ甘いものに手が出てしまう女性までターゲットとは・・・。ゾードロイドを追っていたヨーコは偶然その現場に出くわしたことでターゲットと一緒に車内に取り込まれてしまう。一方、神出鬼没のゾードロイドをとらえるため、ゾードロイドがなぜか弱気な人たちのデータを集めているらしいことに気付いたゴーバスターズは、仲村さんに落ち込んだ人を演じてもらうことでゾードロイドをおびき出す作戦に。確かに人選としては最適ですけど、仲村さんの心情は複雑だったろうなぁ・・・。
一方、ゾードロイドの内部では閉じ込められたことで弱気な人たちがさらに弱気になっていた。このままではメサイアの思うつぼなのでヨーコが何度か元気づけようと空回り気味ながらも努力。その空回りぶりが逆によかったのか、弱気な人たちは前向きな気持ちを取り戻す。そんな彼らの変化に気付いたゾードロイドは一旦停止。「車内で異常が発生したためしばらく停車いたします」って、やっぱり徹底してますね。このチャンスにゴーバスタービートがゾードロイドを拘束し、その隙にゾードロイドの中に突入するレッドとブルー。ゾードロイドの中で待ち受けていたエンターとエスケイプとの間で戦闘になるものの、ヨーコが駆け付けたことでゾードロイドの動力部の破壊に成功。脱出後、バスターヘラクレスがゾードロイドを撃破するが、その中から行方不明になっていたメガゾードが出現、さらにそれは新たなメガゾード・ゼータへと進化。人間の弱さだけでなく、そこから立ち直る強さをもデータとしてメサイアに取り込ませることがエンターの真の狙いだった。つくづく狡猾な奴です。誕生したゼータの強さはライオーとヘラクレスを向こうに回しても全く動じないほど。今回は誕生したばかりで不安定ということで、ゼータは退散。ライオーのアドバンテージがなくなるの早いなぁ・・・。
というわけで、次回は毎年恒例のクリスマス回と同時に、強敵メガゾードゼータとの対決も控えているという重要な回に。去年のクリスマスがバトルケニアがパンダと一緒にサンタをやってたり、シルバーがクリスマス限定変身したりしていたのと比べると、ずいぶん開きがあるなぁ・・・。
