第１話は無料放送だったので録画して視聴。しかし・・・なんとも感想に困るなぁ。世にも奇妙な物語ではなかったけど、どちらかというとドラマ版のMM9を見ているような印象を受けました。怪獣によって人命に被害が出ているという世界観の説明も兼ねた回だったのでしょうけれど、怪獣を巡る市民の狂騒がなんだかわざとらしいというか大げさというか、作り物めいた感じがして見ていて冷めてしまいました。特に、怪獣擁護派らしい正平の「今はお前たちの方が怪獣だ」というセリフ。帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」でメイツ星人を迫害していた市民たちぐらいの蛮行ならまだしも、あのぐらいのことでそこまで言わんでも・・・と思ってしまいました。オリジナル至上主義者というわけではありませんが、やはり昔のように怪獣が出てきて主人公たちがそれに立ち向かう（何もしない話もありますが）だけでは、今の時代のウルトラＱは成立しないのでしょうか。余計な講釈がない分、むしろ昔の方がドラマとして自然に見られたような気がします。
