アンキドン暴走の原因は、かつてラミレスとアンキドンが倒したモンスター、デーボ・ウィルスンが体内に入り込んでいたためだった。このままではいずれアンキドンは力尽き、それと同時に獣電池の中にあるラミレスの魂も消えてしまう。トリンとラミレスの会話を偶然耳にしたアミィが、ラミレスのために奔走するお話。
500年かけてアンキドンの体内に潜伏しながら復活を待っていただけあって、ウィルスンは本体はアンキドンの中から出ずに外部に幻を作り出して行動する慎重派。いかにしてこいつを引きずり出すかが問題でしたが、前回登場したものをペラペラにするトペランダの力で体内に進入。さらに相手を魅了するスティメロの力でウィルスンをメロメロにさせ、アンキドンの外に連れ出すことに成功するアミィ。魅了というとRPGとかでは敵がよく使ってくる状態異常なので、正義の味方が使うのは珍しいと言えますね。
外へ出されたウィルスンはアミィに求愛するもあえなく撃破。お約束通り巨大化しますが、ラミレスがアンキドンの獣電池の力を使って変身、その名もキョウリュウシアン。シアンとはまたマイナーな色を。そのうちマゼンダとイエローも出てくるんでしょうか。どう見ても中に入っているのは岡本次郎さんなキョウリュウシアンですが、変身時にラミレスの体型から少しシュッとなるのが笑えました。ラミレスの指示でガブティラ、ドリケラと合体するアンキドン。キョウリュウジンの新たなる姿、その名もキョウリュウジンマッチョ・・・体型が変わらないからやっぱりいまいちマッチョという感じがしませんね。ガオマッスルぐらいなら説得力があるのですが。必殺のハンマーでウィルスンを撃破したのち、ラミレスは他の獣電竜を探しに旅立つのでした。一方、カオスの手には6番目の獣電池が・・・。