BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 今回はもう、どこから突っ込んだらいいのやら・・・。


 宇宙から帰還したキョウリュウジャーの先輩戦士、キョウリュウバイオレットことドクターウルシェードとその相棒・獣電竜プレズオン。ドクターを演じるのはいわずと知れた千葉繁さん。レッドを救ったときの戦闘時こそ抑えた渋い声でしたが、その後はこれまでのナレーションやガブリボルバーの音声で見せたものをはるかに上回るハイテンションな言動に終始笑わせてもらいました。(人間の)スーパー戦隊の戦士としては間違いなく史上最高齢の戦士は後輩に負けじとサンバダンスまで踊り、名乗りに至っては後輩たちをはるかに上回る気合の入りよう・・・でしたが、気合が入りすぎて腰を痛めることに。

 一方、プレズオンの帰還を知ったデーボス軍も本気モードに。かつて恐竜を絶滅させた嫌な仲良しモンスタートリオ、ゼツメイツことナガレボーシ、ウイルスン、ヒョーガッキの3人組を復活させて差し向ける・・・のはいいのですが、なぜか太陽戦隊のモノマネを始めるゼツメイツ。ノリがどっかの非公認戦隊みたいになってきましたね。ゼツメイツがバルカンボールならぬデーボス滅ボールで攻撃すれば、キョウリュウジャーは負けじとノッさんボールで対抗・・・って、相変わらずノッさんの扱いがヒドイな。

 結局ゼツメイツは元祖ゴレンジャーのゴレンジャーボールを踏襲したキョウリュウジャーの攻撃によってデーボス滅ボールを跳ね返され、倒されたナガレボーシが巨大化。これに対してバイオレットから託された獣電池でプレズオンに乗り込み戦うレッド。恐竜戦隊としてはキョウリュウジャー以前にもジュウレンジャーアバレンジャーがいましたが、プレシオサウルスのような海棲爬虫類をモデルとしたロボが登場するのは初めてですね。格納庫への注水から始まり宇宙でのプレズオーへの変形、そして撃破と、最初から最後まで新ロボのお披露目にふさわしい戦いぶりでした。

 頼もしい仲間が新たに加わったキョウリュウジャー。しかし、あくまで抜け目のないのがデーボス軍。次回、デーボス復活!? しかし、スーパー戦隊において中盤で首領を復活させようとするのは悪の組織にとっての敗北フラグでは・・・ゲフンゲフン。