BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 トリン復活のカギとなった秘石は、ガーディアンズ獣電竜の破片であり、十大獣電竜の最後の一体、ブラギガスに出会うためのカギでもあった。残り4つの秘石を巡り、キョウリュウジャーとデーボス軍の争奪戦が幕を開ける。

 というわけで、東映ヒーロー作品の十八番的展開である秘宝争奪戦に突入・・・なのですが、その先鋒となるモンスター作りをなぜかラッキューロにやらせるカオスの旦那。いきなりそんなので大丈夫なんですか?と思っていたら案の定。楽をして前にアイガロンが作ったモンスターをリサイクルしようとした挙句、デーボ・ザイホーンとデーボ・ドロンボスのイメージがごっちゃになり、両方が混ざった中途半端なモンスター・ザイホドローンが誕生。言わんこっちゃない。

 一方、キョウリュウジャーはアミィの知り合いの金持ちのボンボン・光彦の誕生パーティーに参加しそこで開かれるゲームの景品の一つである秘石ゲットを狙うことに。このボンボン、自分は世界の中心に立つ男だとかのたまわっちゃう始末ですが、そういうセリフは水嶋ヒロぐらいの男しか言っちゃ駄目でしょう。それにしても、ツインテールゴスロリファッションに身を包んだアミィが似合いすぎて困りますね。いつもこの格好ならいいのに。

 このゲーム大会にラッキューロも参加・・・が、案の定秘石を奪うという本来の目的を忘れゲームに夢中に。普段はデーボス軍の誰よりもよく働くんですけどねぇ。そんなダメな上司の代わりに、ザイホドローンは秘石を奪取すべくキョウリュウジャーと戦闘開始。二体のモンスターが一つになって強くなっていればよいのですが、残念ながらこいつの場合ちぐはぐな体に自分自身で戸惑っている始末。しかも相手がカーニバルとなれば、もはや勝ち目などありません。それにしてもカーニバルの強さが圧倒的すぎて、まさに「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」状態ですね。すぐさま巨大化されるも、哀れバクレツキョウリュウジンによって瞬殺されるザイホドローン。今回一番の被害者は彼でしたね・・・。

 そして、本人なりに助けられたことへの感謝のしるしとして、光彦から秘石を渡されるキョウリュウジャー。「いつか正々堂々と勝負する」とソウジに言っていましたが、アミィに振り向いてもらうためには少なくともダイゴ以上に男前にならなきゃいけないわけで・・・いるのか、そんな奴。