BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武

 前回のラストで光実が危惧したとおり、謎の裂け目からこちらの世界へやってきたインベスによる事件が発生。インベス退治に乗り出したチーム鎧武ですが・・・。

 ひたすらに光実が優秀なところを見せ付けまくった今回。まず前回のラストでヘルヘイムの森のインベスがこちら側にやってくることを危惧。実際に出現した際、インベスが果物を狙ったが食べなかったことからヘルヘイムの森の果実しか食べないことを推測。森に入って、ライダーの姿で採取すると果実がロックシードになってしまうので変身を解除して採取。果実でおびき出したインベスにスマホを取り付け、GPS機能を頼りに追跡。向かった先で見かけた謎の一団の目的をすぐさま証拠隠滅と看破。そして、戦極ドライバーのパネルから、斬月の正体を兄と見抜く・・・たった一話でこれだけの大活躍。まさにもうあいつ一人でいいんじゃないかな状態です。それに比べて紘汰や舞・・・ロックシードが危険なものであることを実感したり、そもそもインベスってなんだという話をしたり、そういうのはもっとずっと昔にしなきゃならない話でしょうに。それにしても、敵に発信器を付けて追跡というのは特撮ではずっと昔から使われている手ですけど、GPSつきケータイの登場でやろうと思えば我々もやれるというのが、時代の進歩を感じさせますね。

 しかし、ヘルヘイムの森の果実を 人間が食べるとどうなるか、というのが気になりますね。やけにうまそうに見える、というのが描写される一方で実際に人がそれを食べるシーンは避けられているあたり、だいたい予想はできますが・・・。