BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武 第20話感想

 紘汰と戒人に明かされた、ヘルヘイムの森の真実。ヘルヘイムの森に覆われた世界にはかつて文明が存在していたが、森の浸食によって動物はすべてインベスとなってしまった。そしてその浸食は今地球へも及びつつあり、森の浸食によって地球の文明が滅亡するまで、もってあと10年・・・。

 ・・・うーん、衝撃的であることには違いないのですが、期待値を上げすぎてしまったせいか、個人的には思ったほどの衝撃度はなかったヘルヘイムの森の真実。まぁ、今まで散々地球が宇宙やら異世界やらの侵略にさらされてきたのを見てきたせいもありますけど。とりあえず、ユグドラシルの目的が森の浸食から地球を守ることであることは間違いないようですが、プロフェッサーたちはさらにその先・・・ヘルヘイムの侵略を乗り越えた後の世界の支配者になることまで目論んでいそうで、純粋な気持ちで世界を救おうと考えているのは貴虎兄さんだけのようですね。インベスがかつては人間だったことを知った紘汰は思うように戦うことができず。今の時点でこれでは、知らないうちに裕也を殺してしまったと知ったときにはどうなるのやら。そして戒人は真実を聞かされても、森の侵略と戦って生き残った者だけが未来を掴めばよいと、相変わらずメガテンを遊ぶとカオスルート一択という感じの答え。問題はこの人、今のところこのビッグマウスに見合うような力を持ってないことなんですが・・・。

 真の敵はユグドラシルではなく、ヘルヘイムの森そのもの。この事実が明らかになったことで、紘汰と戒人はまた大きなかじ取りを迫られることになりそうです。