BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ガンダムビルドファイターズトライ 第8話感想

 ミナトのしょーもない夢オチから始まった今回。珍庵師匠は一度こいつに「この馬鹿弟子がぁ!」と怒鳴りつけてやるべき・・・と思いましたが、考えてみればこの師匠もガンダム女性キャラはマリュー艦長一択という筋金入りのオッパイ星人でした。ダメだこの流派、早く何とかしないと・・・。

 いきなりザメルVSドッゴーラという渋いにも程がある機体同士の対決。以前紹介されていたルール通り、大型MAは3人で操縦するのですが・・・大型MA使うのにメリットあるんですかね、これ。大型MAというのはそもそも搭載した大火力兵器で大量の敵を一気に掃討するための機体であって、相手は多くても3機しかいないガンプラバトルで使ったら、逆に小回りの利かなさが仇になってただの的になる恐れしかないのですが。しかも、どのガンダム作品でも大型MAは絶対に撃墜されるのが定めという縁起の悪さ。やっぱり戦いは数だよ、兄貴(と言った当人も大型MAに乗って死んだ人ですね)。トライファイターズはこの戦いで勝利したドッゴーラと戦うことになりましたが、ようやく連携らしい連携が取れてきましたね。ビルドバーニング、何事もなかったかのように直ってましたけど、ユウマあたりが直したのでしょうか。あとフミナ先輩、そろそろその格好は風邪ひきますよ・・・。

 物語のメインとなるのは、去年の優勝校である宮里学院と準決勝でぶつかることになったギャン子。セカイへのアプローチがますます押しが強くなってますね。その宮里学院で不気味な存在感を見せるのが、ガンプラ学園という卒業後の進路を心配したくなる学校からの転入生、スガ・アキラ。見た目も言動もどう見てもスレッガーさん、しかもGファイターの改造機を使用するという徹底ぶりですが、Gファイターからクローが出るわ、そのクローで戦闘機のくせに体術を使うわ、おまけに次元覇王流を知っているらしいわと、予想以上の食わせ物。そもそも、昨年の全国優勝校からわざわざ転校してガンプラバトルをする理由は何なのか。

 一方、ギャン子はと言えば・・・わかってはいましたが、やはりトライファイターズが決勝でぶつかる宮里学院の強さを示すための役回りになってしまいましたね。せめて相手を一機は落とすぐらいの意地は見たかったのですが・・・。それにしても、コロニーの外壁をぶち抜くビルドバーニングの拳を受けても傷一つつかなかったR・ギャギャの盾を余裕で貫いた百万式のビームサーベルって・・・。