BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ガンダムビルドファイターズトライ 第14話感想

 OP・EDも変更となり、いよいよ後半戦、全国大会編突入に相応しい装いに。今回は全国大会に向けてガンプラの改修に取り組むトライファイターズと、彼らの前に強敵として立ちはだかるであろうファイターたちの顔見せ。

 激闘を経て互いをライバルと認めたセカイとキジマ。改めてアドウに挑戦状を叩きつけたユウマ。レディに言われた「勝たなければならない相手」がシアであることに気付いたフミナ。前作も物語の柱となったのはセイ、レイジとメイジンことユウキ会長とのライバル関係だったので、トライファイターズが確固たるライバルを見定めたことによって、ようやく物語に一本筋が通っていきそうな予感を持てました。それにしても、ビルドバーニングはあまりシルエットに変化はないし、ライトニングはバックパックが変わったわけだし、前作のビルドストライク→スタービルドストライクの時と同じで、ビルドファイターズの後継機への模様替えは相変わらず控えめですね。

 最後の地区予選となった大阪大会。食い倒れ人形カラーのジェスタガンダムとか、どう見てもネタにしか見えませんが、決勝まで進んだからにはそれなりの実力はあったはずなんですよね。それを姿さえ見せず、すさまじいビームで一掃したそのガンプラは・・・どう見ても勇者ロボでした。OPではロケットパンチまで放ってますし。バトルが終わった時フィールドに立っていたのはあの勇者ロボだけだったので、もしかすると3人で操作する巨大MA扱いなのか・・・。

 新たなライバルたちの中で最も驚いたのが、ルーカス・ネメシス。前作でブチ切れたアイラに「バトルしたけりゃ自分でやれ!」と爺さんともども説教を喰らったあの少年が、本当にファイターになったばかりか、ヨーロッパでは負けなしのジュニアチャンプにまで成長していたとは。ただのジェガンで圧勝する様は前作を見ていればニヤリとします(ただ、実際あのときルーカスはあの場にはいなかったはずですが・・・)。しかも、声優が朴さんとは・・・。キジマ役の鈴村さんに続き、過去にガンダム作品で主役を張った人が2人も。

 一方、釣り堀で一人釣り糸を垂らしていたスガの前に現れた一人の男。スガが「卑劣な男」「二度とお前と組んでバトルをするつもりはない」とまで評して毛嫌いするこの男、波乱を呼びそうです。しかも、以前スガのセリフから登場が予想されていた、セカイと同門のファイターとは・・・。