BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第12話感想

 こちらも年内最後の放送ですが、総集編どころか1クール目の最後を締めくくるにふさわしい回でした。願いを叶えるチャンスを、自分ではなくカノンの命を救うことに使ったタケル。99日目を迎えるまでになんとかしようとアカリや御成達が奔走する一方で、アカリを行きたがっていた博物館の特別展示に誘ったり、御成と一緒に滝に打たれたりと、二人のためにできるだけ自分との思い出を残そうとするタケルの行動がよかったですね。一方で、年末年始でもあんまり忙しそうには見えない大天空寺の様子が気になってしまったのですが・・・。

 そして迎えた99日目。再び戦いを挑んできたジャベルとの最後の決戦。ここでも強さを見せつけるジャベルとの戦いのさなか、ついにタケルの消滅の時が。ここの3人の芝居が、まさに真に迫っていましたね。しかし、あの世で父と再会したタケルは、彼に助けられ再び復活。真っ赤に燃える闘魂ブースト魂となり、強敵ジャベルを撃破するのでした。タケルの復活に喜ぶアカリと御成でしたが、仙人は期限がリセットされただけで今度こそ99日以内に眼魂を15個集めなければならないことをタケルに通告。これで眼魂集めはふりだしに戻ったわけですが、この1クール目だけでもかなり内容が濃かったですね。しかも仙人の目的とか、眼魔側の全貌といったことはいまだ謎に包まれているわけですから、これからどこまで話のスケールが広がっていくのかが楽しみです。