BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第41話感想

 クバル、ついに反逆の時来たれり。手始めにナリアの記憶から実体化させたジニスで操のトラウマを衝き彼を拉致し、ジュウオウジャーをおびき寄せる。一方でナリアがジュウオウジャーに捕えられたと嘘をつきジニスも地上に誘き出して、ジュウオウジャーとのつぶし合いを図る・・・と、策謀家のクバルらしい、段取りとしては無駄のない作戦でしたね。しかし、こういった勝負ではいかに自分の切り札を隠しつつ、相手に先に切り札を使い切らせるかが肝心なところ。クバルが全ての手札を出し切ったところで、ジニスは以前ドデカイオーとの戦闘で手に入れたデータを使って自らをパワーアップ、一気に形勢は逆転することに。まぁあのデータの存在を視聴者も忘れていたので、一概にはクバルの迂闊さを責められませんが。それにしても、ザワールドを生み出したときといい、恐るべきはジニスの科学力。正直、あのデータがなくてもクバルやジュウオウジャー相手に負けていたとは思えません。ただせっかく普段からあんな乗り物に乗っているのですから、フリーザ様を見習ってパワーアップした姿はよりシンプルな姿になってほしかったのですが。