BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第10話感想

 ドラゴナイトハンターZの力を暴走させてグラファイト打倒に失敗した永夢は、恭太郎にチーム医療の大切さを悟られ、飛彩たちを一つにまとめようとするが・・・。あのろくでなしドクターどもをどうやって一つにまとめるかが見物でしたが、ガシャットを餌に誘い出して競争心を煽り、なし崩し的に共闘に持ち込むとは、ゲーマーの心理をついたうまい作戦でしたが、永夢がこういう搦め手を使えるとは思いませんでした。電王クライマックスフォームの初変身の時も、イマジンたちの心を一つにするためにとった方法がナオミのコーヒーを飲ませて「うまい!」と言わせることでしたし、こういう力を合わせるべき局面で必ずしも本当の意味で一致団結しなくてもいいというあたりが実に平成ライダーですね。しかし飛彩たちをあおっていた時、永夢の目が赤く光り、ゲームを始めてもいないのに性格が変わっていたのは気になるところでしたが。

 4人プレイという本来のスタイルを発揮したレベル5。発想としてはドライブとマッハで共用可能だったタイプデッドヒートをさらに発展させたという感じですね。あれでグラファイトが倒されたというのもちょっとあっけない気がするのですが、果たして本当に倒されたんでしょうか。