BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第17回感想

 大破したチャンプはスティンガーとともに戦線離脱し、ラシンバンキュータマはいまだエネルギーチャージ中。そんなときにやることといえば、いつものモライマーズ潰しなのですが・・・。

 空回りがちなほど何事にも全力投球なガルと、はた目にはいい加減にも見えるチャラい性格のバランス。性格的にそりの合わない二人が共闘を通して互いを認め合うというスーパー戦隊ではおなじみの流れの話ですが、そこに「姿の見えない敵の攻略」という要素が加わって一味違う面白さになっていましたね。バランスはこれまでの話を見てもああ見えて結果を出す男であることはわかっていましたが、今回も冷静に敵の動きを見ることによってそのからくりを看破する活躍。それにしても今回の敵のシャイドス、影の中への潜伏能力は別として、ラッキーたちがどこにいても悪口を聴きとっていたのは、あれは単なるすさまじい地獄耳だったのでしょうか。

 そして今回初登場となったヒカリキュータマ。名前のとおり強い光を発するキュータマかと思いきや、太陽と月、二つの力を使い分け(なぜかラッキーの性格まで変わる)、さらに太陽の光はバランスをアゲアゲにし、月の光はガルをスタイリッシュな戦士に変貌させるという謎の効果が。月の光は狼男の例があるのでわかりますけど・・・本当にキュータマはいろいろありますねぇ。