BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第7話感想

 突如明らかになった、戦兎に対する葛城殺害の疑惑。しかし戦兎の記憶は失われているため、殺された葛城について調査をすることに。彼が母親に託したデータを求めて、戦兎と龍我は母親の住む北都へと潜入を図るが・・・。

 重要人物として名前はあがっていたけれど、その詳細については触れられていなかった葛城巧についてようやく深く掘り下げ始めた回。氷室の話によれば独断で人体へのネビュラガス注入実験を行おうとして研究所を追放されたということですが、阻止されたはずの人体実験がファウストで行われているところからするに、ネビュラガスが人体に及ぼす変化を突き止めた葛城がその危険性を氷室たちに訴えたものの、氷室たちはその研究成果を奪い葛城を全ての元凶として濡れ衣を着せたうえで放逐し殺害した、というのが大方の真相でしょうね。その氷室がナイトローグの正体であることが明らかとなったのも、その疑惑を深めます。

 一方、あくまでファウストの機密保持のために動くナイトローグとは対照的に、不可解な動きを見せるブラッドスターク。北都へ潜入しようとする戦兎と龍我を助けるかのような行動をとったかと思えば、潜入に成功した二人の前に現れて子供をファウストにしてともに襲いかかった末、ファウストは葛城が作ったというどう考えても嘘くさい一言を残して消えるなど、敵も味方も引っ掻き回すような動きを見せていますが、その真の狙いはどこにあるのか・・・。