BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーゼロワン 第27話感想

 消防士対決、後半戦。前回穂村隊長から受けた叱責を教訓に、文字通り身を投げうって人命救助への道を切り開く119之助という展開は、予想はしてはいましたが熱い展開でしたね。人とヒューマギアが互いに支え合い、高め合うという或人の理想に今までで最も近い光景だったのではないでしょうか。そして、機能停止した119之助の労をねぎらい、自ら背負って連れ帰る或人もまた、社長の鑑です。

 

 それに比べて、どこまで株を下げれば気が済むんでしょうかねあの1000%野郎は。レイドライザーもZAIAが開発していたというのはショットライザーの構造との類似から容易に想像はつきますが、民間人にまでこんな兵器を使わせてヒューマギアと戦わせようとしていたなんて、日本が三つに分かれて戦争状態だったビルドですらそこまではしていませんよ。今回だけでも人命を危険にさらす行為、兵器開発の事実の自白、自社の社員の犯罪の証拠隠滅、公務執行妨害及び公務員への暴行と、逮捕状を何枚でも請求できそうな無茶苦茶をやらかしまくってるのになんで逮捕できないんですかねえ。まぁ我々がいくらごねてもこの対決が終わらない限りはこのうんざりする展開ともおさらばはできそうにないので、今はこれまでのペース通りあと2話で終わってくれることを祈るばかりです。