BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

魔進戦隊キラメイジャー エピソード1感想

 今年も新たな戦隊が始まる季節がやってまいりました。44番目のスーパー戦隊、その名は魔進戦隊キラメイジャー。既に劇場でエピソード0が公開されており、今回の第1話もそのラストから直接続いているものだったので、よりすんなりと世界観に入りこむことができましたね。

 

 エピソード0ではレッドを除く4人の戦士が選ばれるまでを描き、いよいよ今回のエピソード1では最後の一人、キラメイレッドの誕生が描かれます。しかしまぁこのキラメイレッドこと熱田充瑠、エピソード0を見た時から思っていましたがレッドとしてはかなり異色のキャラですね。なんといっても、自分に自信がないというのがいまだかつてない特徴です。一方で爆発的な想像力の持ち主で、今回も早速そのひらめきの力でキラメイストーンに形を与え「魔進」に変えて巨大怪獣を倒す糸口をつかむという活躍を見せてくれました。まぁ、戦闘の中に生身で突っ込んでお構いなしに絵を描きまくるという時点で只者ではないのですが。なんとも見るからに浮き沈みが激しそうな性格で、今までにない見ていてハラハラするレッドになりそうです。魔進の戦闘シーンは、前作の騎士竜とは打って変わって東映お得意の実写特撮。1年ぶりに見るわけですが、ずいぶん久しぶりに感じましたね。ロボに合体しない状態での必殺技が、だるま落としの要領でキラメイストーンを次々に打ちだしてぶつけるものとは思いませんでした。巨大な岩が次々にぶつかってくるわけなので、まぁ確かに説得力はありましたが。レッドのキャラをはじめ驚きもありつつも、スーパー戦隊の第1話としてはさすがの安定したつくり。これからまた一年、楽しませてもらうとしましょう。