BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

魔進戦隊キラメイジャー エピソード38 感想

 最後のカナエマストーン、イリュージョアを探しに出かける宝路。一方、人々を虫歯にして苦しめるムシバ邪面との戦闘で、為朝たちが虫歯にされてしまう。硬い頭を持つムシバ邪面の攻略にはシャイニーブレイカーが不可欠だが、宝路はイリュージョアの見せる幻覚に囚われていた…。

 

 最後のカナエマストーンとして登場したイリュージョアですが、これまでのカナエマストーンに比べると、幻覚を見せるだけというのはなんだか地味すぎる能力のような。それとも、他にも隠されたもっとすごい力があるのでしょうか。無効にされたガルザとの決闘に未練を抱いていた宝路の話でしたけど、ここまで卑怯な真似ばっかりしてきたうえに、留まるところを知らない兄へのコンプレックスを晒し続けているどうしようもない叔父との決闘なんて、いつまでも引きずるようなものなんでしょうか。案の定、この決闘にしたところで無効試合にされたのは騙し討ちをかけようとしたのをオラディン王に見抜かれたためでしたし、それを明らかにされてなお同じように騙し討ちをしようとして当然のようにお見通しで返り討ちにあう体たらく。ちょっと今回はそのへんの説得力に欠けていて、キラメイジャーらしくもないなと感じました。