BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の特命戦隊ゴーバスターズ

 前回に引き続き、亜空間決戦編。エンターとエスケイプがセンターの所員たちのさまざまな属性を寄せ集めて作られたアバターだったというのは、これまで伏線を張ってきた割にはあまりインパクトのない種明かしだなと思ってしまいました。今までの小林靖子脚本作品で度肝を抜かれるような展開を何度も見せてもらっただけに、どうしても期待値が高くなってしまいますね。メサイアの本体である中枢コンピュータを破壊すれば、データ化されて取り込まれているヒロムの両親やヨーコの母たちも一緒に消えてしまうという状況に、苦悩を乗り越えてシャットダウンを敢行するヒロム達。決して意外性のある展開ではありませんでしたが、キャスト陣の熱演もあってクライマックスにふさわしい熱い展開でした。亜空間でのマサト本人がどうなっているかは前から気になっていましたが、冷凍睡眠か何かで13年前と変わらぬ姿で眠っていることが判明。他の所員たちと違って、なぜ彼だけはデータ化されなかったのかが、新たな気になるところです。

 こうしてメサイアのシャットダウンに成功して、現実世界への期間を果たしたゴーバスターズですが・・・これでめでたしめでたし、ではないですよね。ゴセイジャーのようにヴァグラスに代わる新たな組織が出てくるとも思えませんけれど、これからの新章が楽しみです。しかしその前に、10月に劇場版公開を控えた宇宙刑事ギャバンがゴーバスターズに登場というビッグイベントが! 2週にわたって登場する以上ただの宣伝にはとどまらないでしょうし、こちらも期待が高まります。