BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の特命戦隊ゴーバスターズ

 エスケイプやメタロイドを花や昆虫と融合させて作り出すことができるようになったエンターは、自分こそが新たなメサイアであると宣言する。そして、いずれは人間をも融合できるようになり、「完璧な人間」になるという。人間というのは不完全だからこそ人間であり、「完璧な人間」というのはそもそも無理な話だと思うのですがね・・・。

 そんなエンターを止めようとするヒロム達。しかし、エンターにはなぜかヒロムのウィークポイントがばれており、「ニワトリ」の一言でフリーズしてしまう。一旦撤退したヒロム達はウィークポイント克服のための特訓を始めるが、なかなかうまくいかない。まぁ、そんなに簡単に克服できるようなら苦労はしませんよね。その一方、気になることもいろいろ。どうやってエンターはヒロムのウィークポイントを知ったのか? なぜエスケイプは再生するたびにゴーバスターズのことを忘れているのか? そして、エンターの言うバックアップデータはどこにあるのか?

 一方エンターは、すっかり自分に従順になったエスケイプを「これはこれでつまらない」と評していた。逆らってばかりも面白くないけどおとなしくなったらなったでつまらないって、わがままというか、めんどくさいというか・・・。

 翌朝。クワガタロイドの前に現れたヒロムに、さっそくニワトリ攻撃を仕掛けるクワガタロイド。だが、ヒロムがフリーズしそうになるたび、仲間たちがヒロムを攻撃してフリーズを解く。結局力技なのね・・・。一方ブルーとイエローはエスケイプを撃破するも、また再生してまた自己紹介。いい加減聞き飽きましたけど、同時に哀れでもありますね。エンターはヒロムに「お前は人間になれない」と言われブチ切れ。ラスボスの願いが「人間になりたい」というのはなかなか意外ですね。ライオブラスターを食らって消滅するエンターだが、すぐに再生。そしてエンターの口から明かされる驚愕の事実。なんと、バックアップデータの入っている13枚目のカードは、ヒロムの中に隠されていた・・・!

 とうとうやってくれましたね。小林靖子脚本恒例、レッドに隠された驚愕の秘密暴露。確かにエンターの言うとおり、これ以上安全な隠し場所はありません。残り3話。ヒロムは、そして仲間たちは、この八方ふさがりの状況をどう打破するのでしょうか。