BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の烈車戦隊トッキュウジャー 第1話感想

 キョウリュウジャーのブレイブな物語が幕を閉じ、いよいよ今週から新たな戦隊、烈車戦隊トッキュウジャーが出発進行! というわけで、さっそく感想をば。

  • キョウリュウジャーの「ブレイブ」のように、今回の作品のキーワードとなるのは「イマジネーション」のようですね。電車ヒーロー、そして小林靖子氏の脚本ということで、どうしても鬼とか亀とか熊とか龍とかが頭をよぎってしまいますが・・・。
  • どうやら5人全員が幼馴染らしいトッキュウジャー。兄弟とかクラスメイトとかはありましたけど、今までの戦隊ではありそうでなかったメンバー間の関係性ですね。
  • ブルーの名乗りポーズがまさかのおじぎ(「あ、どうも」)。スーパー戦隊史上もっとも簡単な名乗りポーズ間違いなし。
  • ピンクはイマジネーション・・・というより、自己暗示とか思い込みで強くなる戦士なんですね。鉄橋クローで戦闘員を小さくしてからアリのごとくプチプチ潰すって、ヒーローとしてどうなのか・・・。
  • キョウリュウジャーVSゴーバスターズのラストで観客を驚愕させたトッキュウジャーの特殊能力「乗り換え」。見るのは2度目になりますが、相変わらず誰が誰やら、何が何やらわからない・・・。
  • 合体武器、レンケツバズーカ。歴代バズーカの伝統を覆し、発射時のメンバーの配置が左右非対称。そしてイマジネーションを武器とするトッキュウジャーならではの、ゴレンジャーハリケーンばりに変幻自在の攻撃。これからどういう攻撃が見られるかも楽しみですが、やられる方の怪人にも黒十字軍の仮面怪人のようなユニークな断末魔(機関車仮面の「わしの時代は終わった!」とか野球仮面の「ついに引退の時が来たか〜!」)も期待します。
  • 巨大ロボ・トッキュウオー。並走する5台の列車が横一列に連結して立ち上がり合体完了というなかなかない合体パターン(強いて言うならカーレンジャーRVロボに近いか)。腕が飛び出すババンバン、足が飛び出すババンバン。とりあえず、フミキリケンというネーミングはどうにかならないものか。必殺技の烈車スラッシュも、もっとスピード感がほしいですね。
  • 悪の組織・シャドーライン。デザインのかっこよさと声優陣の豪華さが素晴らしいですね。そういえば、同じ声でやたらと「想像しろ」という悪の組織の首領がいたなぁ、ネロ男爵。まぁ、一番インパクトがあるのは見た目と声のギャップがすごすぎるグリッタ。しかし、一番かっこいいのが戦闘員のクローズというのは・・・。
  • そしてラスト、チケット君の口から飛び出した衝撃の言葉「お前たちは死んでるも同然」。どういう意味なのかは次回を待たなければなりませんが、いつもの小林脚本ならこの手の衝撃の事実はもっと終盤に明かすはず。この作品、いつもとは違う・・・?