BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武

 市民からの風当たりが強くなる一方のビートライダーズ。この状況を打破すべく、舞はビートライダーズ同士の抗争終了を宣言するための合同ダンスイベントの開催を各チームに呼びかけるが・・・。

 今回一番輝いていたのはチームバロンの面々ではないでしょうか。「お前たちだけに戦わせはしない」と熱いセリフとともにナックルに変身して戦ったザック、踊りたいから一番のチームに入ったと心情を吐露するペコ。これまでは単なる悪役だと思っていましたが、こんな熱い奴らだったとは。一方戒人は戒人で、いつもながら反感を買う態度ながらもしっかりとチームバロンのことを考えていたのが立派。ユグドラシルとの戦いに専念するというチーム脱退の理由はそれはそれで正しいでしょうけれど、チームバロンがイベントに参加するには嫌われ者の自分がいては不可能だからという配慮もあったのでしょう。その後もバトルに加勢してナックルを助けたり、去り際に激励の言葉をかけたり、今回は戒人の株が上がりっぱなしでした。

 今回のイベントの成功により、世間のビートライダーズに対する風向きは変わるのか。世間というのは煙のようにその時々に吹いている風向きによってホイホイ流されるのでどうなるのかはわかりませんけど、今回を機にビートライダーズ側が反撃に出る展開は見たいですね。