BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -魔戒ノ花- 第16話感想

 ホラー小説を読むゴンザを見て、人はなぜわざわざ恐怖を求めるのか?という問いを雷牙とゴンザにぶつけるマユリ。怪談好きの私としても、なかなか深い根源的な問いですね。雷牙曰く、安全な恐怖を感じることで生きていることを実感するからでは、と。私の場合はまぁ、好きだから、としか言いようがありませんね。「安全な恐怖」限定というのは全くの同感で、自分が幽霊に会うのは願い下げですけれど。

 そんな中、人の恐怖を好み、なおかつ一度に大量の人間を捕食するというホラー・プロファンデスが出現。自分が開発した結界を絶叫マシーンと称してアミューズメント会社に売り込み、体験イベントを開催して客を一網打尽にすることを企む・・・って、妙に回りくどい手を考えますね。現代以前はどんな手で人を食っていたのやら。プロファンデスを倒すものの罠にはまって魔界に落ちかけた雷牙ですが、駆け付けたクロウとの連携によって見事に脱出。マユリは自ら絶叫マシーンに乗ってみたものの、結局楽しめなかった模様。しかしいつも思いますけど、魔戒騎士の装束はこの季節暑そうですねぇ・・・。