BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンオーブ 第12話感想

 ウルトラマンオーブ、シリーズ前半の完結となる回。散々暴れた後なぜかその場にバッタリ倒れて寝始めたマガオロチを見て、爆弾を満載した自動運転の新幹線をぶつけたり、血液を凝固させる薬品を無理やり口の中に流し込みたくなったりしたのは私だけではないはず。これまでのオーブの力では手も足も出なかった強敵マガオロチを倒すためのカギとなったのは、ほかならぬそのマガオロチの封印、そして復活のカギでもあったゾフィー、ベリアルのカード。そして禁断の姿ともいえる、サンダーブレスターへと変身するガイ。カードだけ奪ってオーブリングは奪っていかなかったジャグラーは何をやってるんだと思いましたが。サンダーブレスターのパワーはまさに圧倒的で、執拗に頭を狙ったり、周囲の被害を顧みない戦い方は、どう見てもゾフィーの力がベリアルの抑えとして働いていませんね。まぁベリアルは全盛期には一人で光の国を壊滅寸前にまで追い込むほどの力を持っていましたから、ノアあたりとフュージョンしない限りどんなウルトラマンでも抑えが利くとは思えませんが。ボコられるマガオロチを見て「一度ぐらい俺に勝たせてくれてもいいじゃねぇか!」と絶叫するジャグラー。ああ、余裕こいてるように見せてたけどやっぱり内心では負けっぱなしだったのが悔しかったんですね。かくしてほぼ一方的にマガオロチは倒されましたが、前半の終わりとしてはなんとも後味の悪いかたちでしたね。