BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第18話感想

 ゲイツが救世主となりオーマジオウを倒した未来からやってきたというもう一人のウォズ。状況を整理するソウゴたちでしたが、ソウゴが真っ先に提案したのは、二人のウォズの区別をつけるための呼び名。まぁややこしいのは事実ですが、言い出しっぺのソウゴが決めた呼び名は、元からいた方のウォズを黒ウォズ、新しく来た方のウォズを白ウォズという安直極まりないもの。「私はヤギではない」と抗議するウォズですが、結局その名前でいくことに。

 アナザーライダーを倒すためにはそのライダーに対応したライドウォッチが必要ですが、未来のライダーであるシノビは2019年には当然存在していない。ゲイツツクヨミが2022年まで取りに行こうとするものの、2つの未来の間で時間軸が揺れ動いているため2022年の世界にたどり着けないという結果に。こうなると謎なのは、スウォルツはどうやってその2022年に行ってすんなりとアナザーシノビのライドウォッチを手に入れてきたのか、ということですね。前々から思ってはいましたが、仲間であるウールやオーラにも隠している秘密がスウォルツにはあるのかもしれません。

 夢で出会った蓮太郎の正義感から、彼が未来の仮面ライダーになれる人間だと信じるソウゴは、それが白ウォズの目論見通りの結果だと知りながらも、アナザーシノビと戦いながら未来の仮面ライダーになる自分を信じろと必死の説得。それが通じて蓮太郎はアナザーシノビとなることを拒否したものの、これによって彼が仮面ライダーシノビになるという未来が成立し、白ウォズはシノビライドウォッチを入手。前回の描写と合わせると、白ウォズのあの本は未来を自由に書き換えられるほど万能ではなく、そうなるとある程度の確度で決定した未来の出来事を任意のタイミングで発生させることができる、というのが正しいのかもしれませんね。