BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーゼロワン 第21話感想

 お仕事勝負第3弾は、裁判対決。或人の言う通り、本来勝ち負けを決めるためのものではないうえに人の人生がかかっている裁判という場をこんな勝負に使うというのがどうかしているんですが、或人もそこまで言うんだったらこんな勝負はさっさと降りて別の対抗策を考えればいいのに。向こうが不正を働いてる証拠はごまんとあるわけなんですから。

 

 一応法廷ものということもあって、単なる結婚詐欺ではない事件なのは間違いないようですね。レイダーが落としていったザイアスペックが検事のものというのも、あまりにも筋書きが露骨すぎてミスリードのにおいがぷんぷんします。ただ、そんな伏線も、垓のあまりにもひどいやりたい放題ぶりのせいでどうでもよくなってきます。いつものように煽ってヒューマギアを暴走させようとするに留まらず、ゼツメライザーを装着させて強制的にマギアに変身させるって、もうまともに勝負する気がないことを隠す気すらないじゃあありませんか。同じ茶番でもビルドの東都北都の代表戦は試合自体は真面目にやっていたというのに、これでは誰が見ても不快でしかないのは当然でしょう。次回登場するメタルクラスタホッパーがこのろくでもない状況に変化をもたらしてくれることを期待したいですけど、どうもハザードスイッチと同じにおいがするんですよね、あれ…。