BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第4カイ! 感想

 ボクシングトピアを閉じ込めたトジルギアにより誕生したボクシングワルド。その登場とともに街にゴングが鳴り響き、あちこちで人々がボクシングを始めてしまう。ボクシングワルドに応戦するゼンカイジャーだったが、そこでトジテンドから追われていたブルーンに遭遇し、助けた彼の口から驚きの事実が明かされることに…。

 

 キノコだらけの世界や氷に閉ざされた世界はわかるけど、住人みんながボクシングをやってる世界って…。いよいよワルドの元になっている異世界そのもののレベルでトンチキなことになってきましたね。そんな修羅の国みたいな世界には絶対に住みたくないし、そんな世界なら閉じ込めたままの方が平和でよかったのでは…。

 

 まぁそれはともかく、ゼンカイジャー最後の仲間となったブルーン。文字通り好奇心の塊で何でも知ろうとしなければ気が済まない性格ですが、そんな性格の彼が巡り巡って、トジルギアを破壊すれば閉じ込められていた世界が解放されるという重要情報を介人たちが知ることになるとは。まぁ知識欲が旺盛なタイプにありがちなことで、彼も単に知りたがりなだけでなく知っていることは簡単に他人に教えてしまうタイプのようなので、イジルデが彼に何も教えようとしなかったのはある意味では正解なのですが、そんなイジルデに対して、何も教えなかったばかりか名前すら呼ぼうとしなかったことに対する三下り半として、高らかに自らの名を名乗るというのはなかなかかっこよかったですね。

 

 ブルーンの加入によって、ついに5人揃ったゼンカイジャー。そこでセッちゃんから介人の両親の名を聞いたブルーンは、同じ名前の人間がイジルデのラボにいたかもしれないことを明かす。予想はしていましたが、やはり介人の両親はトジテンドに囚われているのでしょうか。