BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

SSSS.DYNAZENON 第2話 感想

 ダイナレックスによって辛くも怪獣の撃破に成功したのもそこそこに、蓬たちにダイナゼノンの操縦訓練を課すガウマ。いきなりこんなことに巻き込まれたというのに、みんな妙にすんなりと訓練を受け入れたのが意外でした。特に夢芽。一方でバイトの方を優先してしまい、後々その結果窮地に陥ることになる蓬。まぁ現実に怪獣が現れたり巨大ロボットに乗ってそれと戦うことになったりした人間が普通どう行動するかなんてのは、確かめようがないのでこんなもんなのかもしれませんが。SSSS.GRIDMANと違って、戦いが終わった後も壊れた街はそのままだし、人々の記憶も消されたりはしていませんでしたが、この段階ではこの世界が現実なのか、コンピューターワールドなのかはまだ判断できそうにありません。

 

 そうこうしている間にも、第二の怪獣が出現。同時に今回の怪獣は、「怪獣優生思想」という四人組が操っていることが判明。アカネが原型を作ってアレクシスが巨大化させていた前シリーズと違って、描写を見る限りでは怪獣自体は自然発生的に現れたものを「怪獣使い」が操っているように見えましたね。「怪獣が人類を導く」とか言ってましたが、それと怪獣を暴れさせて街を壊すこととどうつながるのかもわかりませんが。訓練も半ばで戦闘に突入することになった蓬たち。瞬間移動能力を持つ怪獣に対しダイナゼノンでは歯が立たないため分離して戦うことになるものの、訓練に参加していなかった蓬がまともにダイナソルジャーを動かせずに大ピンチに。しかし、ダイナウイングと合体することで高速飛行能力を獲得。怪獣を拘束したうえで投げ飛ばしたところへ、ダイナダイバーからのミサイル攻撃で撃破。合体ロボットアニメでは滅多に見られない、分離状態のメカによる勝利という珍しいものを拝ませてもらいました。しかし戦いの後、ガウマの前に姿を現す怪獣優生思想。どうやら両者は顔なじみのようですが…。