BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第6話 感想

 デッドマンズとの戦闘中に突如乱入してきた謎のライダー。バイスを無視してひたすらリバイを攻撃して去っていったその正体は、大二だった。その後一輝は、とある交通事故裁判で怪しい動きを見せる弁護士を調べ始めるが…。

 

 謎のライダー、エビルの正体…それはやはり、大二でしたね。正確に言えば、大二の中にいたであろう「カゲロウ」と名乗る悪魔が、イマジンみたいに大二の体を乗っ取っている状態なんでしょうけれど。大二のことをアホ呼ばわりしていたカゲロウですけど、リバイだけを目の敵にしていたあたり、本体である大二の兄に対するコンプレックスの影響を思いっきり受けてるんですから、そんな口を利けたもんではないでしょう。それにしてもジョージ、あんたって人は…。この人のことですから、「ここでこいつにベルト渡せば龍騎とかファイズみたいな展開になって面白いんじゃないか」ぐらいの感覚で渡してそうで、ほんとにタチ悪いですね、この屈折ライダーオタク。

 

 一方、一輝の方は悪徳弁護士の悪事を暴くために、バイスとうまいこと連携していましたね。「変身していないときはバイスの姿や声は一輝以外には見えないし聞こえない」「バイスは道具や機械にも憑依することができる」という特徴、この手の捜査にはものすごく便利です。にしても一輝、スマホに憑依させた状態ならバイスの存在を他人にも示すことができるなら、なんで今までそうしなかったんだよ…。

 

 事件は一輝とバイスの息の合ったコンビによって解決したものの、空手の体験入門を装ったフリオがさくらに接近。ここからフリオがさくらにガチで恋をしちゃったりしたら面白いんですけど、まぁそんな展開はないでしょう。そんな展開のあるウルトラマンの方がおかしいんですが…。というかフリオ、普段から顔を出した状態で人前に出たりテレビに映ったりしてるうえ、今回さくらに近づくのにも何の変装もしてないのに、なんでバレないんだ…?