BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第22話 感想

 物語が大きな動きを見せる中で、ここでなぜか芸人(空気階段)コラボ回。今やらなきゃならないことなのか…?とも思いましたけど、存外に物語の方もちゃんと動いていましたね。現実の鈴木もぐらの遅刻癖がこっちにまで持ち込まれるとは思いませんでしたが。

 

 崖から落っこちたヒロミさんについては、一応フェニックスの方で捜してはいる模様。ヒロミさんの安否に対する明石長官の関心が毛ほどもないので、どれほど真面目に捜しているかは疑問ですが。ただ、崖落ち、水落ちで消息不明という展開は飽きるほど見てきましたけど、その消息不明になった人たちをちゃんと捜しているというフォローを劇中でしたのは、これが初めてじゃないでしょうか。鎧武で貴虎兄さんが崖から落っこちた時は、確か誰も捜してくれなかったはず…。若林司令官が亡くなり、ヒロミさんが消息不明になり、真っ黒な明石長官と胡散臭いジョージ以外はネームドキャラとしてはついに一人になってしまった大二は、またカゲロウが顔を出し始めた模様。初登場時のクールでワルな悪魔らしいキャラを取り戻そうとしてるのはわかるけど、お前はもうカレーに釣られてデッドマンズアジトの場所をバラしたというしょーもない前科があるので、今更その路線には戻れないんだぞカゲロウ…。

 

 そして、ついにやってきました、いつかはあると思っていたバイスによる一輝乗っ取り展開。まぁ正確にはカゲロウのように悪魔が本体の体を乗っ取ったかたちではなく、いつもの一輝とバイスの状態がそっくりそのまま入れ替わり、バイスが実体化して一輝が幽体化した、というのが正しいようですが。そのきっかけとなったローリングバイスタンプ…形がいつもと違うという以外にも、ジョージが自分で直接渡しに来なかったというところでも不審に思いなよ一輝…。セキュリティ的な意味ももちろんあるでしょうけど、ジョージにとって自分の開発したアイテムを渡すというのはなによりも「これ俺が作ったんだぜ? すげーだろ」という自慢の意味合いが多分に含まれているはずですから、いくら多忙だろうがなんだろうがそれを他人にやらせるというのは彼の性格上考えられないでしょうに。で、このスタンプの出所ですが…ジョージの反応からして彼が作ったものではないし、今のデッドマンズにあんなものを作る余裕なんてないし、そうなると消去法で、先週存在を明らかにしたばかりのウィークエンド以外には考えられないですよね、やっぱり。リベラドライバーは廃棄されたのをどうにかして拾ってきたんでしょうけど、おそらく今回のは新規開発したもの…前回も書きましたけど、メンバーに揃いの制服も用意してない、カネのなさそうな組織にそんなもの作れるんでしょうか。