BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第33カイ! 感想

 買い物帰りにトジテンドの送り込んだガクエンワルドと遭遇した介人とブルーン。戦闘に入るもハカイザーの介入もあり、ガクエンワルドが力を解放するのを許してしまい、世界まるごと「トジテンド学園」に作り替えられてしまう。トジテンド学園の中では「教師」となったガクエンワルドやクダックへの攻撃は通じない。どうにかガクエンワルドを倒すため、介人たちは動き出すが…。

 

 テニス回あたりからそんな感じがしてましたが、今回はステイシーまで教師になって変な問題を出してくるし、いよいよこの番組のシリアス要素も消滅の危機に瀕してきましたね。テストで100点を取って校長室に行くという当初の目論見がとん挫した介人たちに、ヤッちゃんが授けた秘策。それは…不良になった介人たちと界賊一家が派手な喧嘩をして、仲裁のためにガクエンワルドを引きずり出すというもの。曰く、「偉い人を現場に引きずり出すには、もめごとよ」。いや…確かにその通りだし、社会人としては身に着けておいて損はない知恵なんですけど、それを日曜朝の子供向け番組で言っちゃいますか…。「つっぱることが男のたった一つの勲章なんだよ!」とか、何気にレッドの大先輩にリスペクト示してましたね、ジュラン。結局例によってこんな手に簡単におびき出され、バリアの元であるネクタイを外されてあっさり倒されてしまったガクエンワルド。教育方針がクダックになるための教育だというところを除けば、教育熱心な教師だったんですけどね…。