BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第41カイ! 感想

 ようやく功を奪回することができた介人。しかし功はガオーンたちやフリントたちから目新しい話を聞くのに夢中で、介人とゆっくり話す時間もない。そんなときメンワルドが現れ、その攻撃によってジュランたちはそば派、うどん派に分かれて争いを始めてしまう…。

 

 とりあえず、充電する父ちゃんに笑いました。結局改造されたままなんですが、なんというか、仮面ライダーみたいな悲哀が全然感じられませんね。まぁそれはともかく、人々をそば派とうどん派に分裂させて争いを起こさせるメンワルド。人々に不和の種をまいて互いに争わせるというのは悪の組織のやることとしては定番ですが、その中身がそばかうどんかというのは、後にも先にもこの番組ぐらいでしょう。これに対して、まず「おいしい方につく」と宣言して時間稼ぎをして、そのあと「俺はラーメン派だ」と焚きつけて引き付け、最後にメンワルドにトマトをぶち込んで「あいつはパスタ派だ」と共通の敵に仕立て上げて一致協力して攻撃する流れに持っていく介人、本当に馬鹿と天才を両立してますね。争いを収めるには共通の敵を作り上げて一緒に叩かせるようにするのが一番、という、またもや殺伐とした真理を提示してしまいました。その後の巨大ワルド戦では、久しぶりにワルドが自分の能力で自爆するパターンで敗北。ゼンカイジャーはいつもどおりのノリで、年内の放送を終えましたね。