BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第43カイ! 感想

 街に現れたムカイカゼワルドと交戦するゼンカイジャー。どっちを向いても向かい風になって思うように身動きが取れなくなるその能力に苦戦していたところに、なんとステイシーが助太刀し、さらには仲間に入れてほしいと頼んでくるが…。

 

 前回のラストで見た通り、ゲゲによって体を乗っ取られたステイシー。何を考えているのか、ゼンカイジャーの仲間に入れてほしいと接近してきましたが…こいつ、ステイシーになりすます気が本当にあるんでしょうかね。あんなにこやかな笑顔を浮かべて親しげに接してくるなんて、視聴者に解釈違いも甚だしいと総スカンを喰らうだけでなく、事情を知らない介人たちにまで怪しまれても当然でしょう。ステイシーの記憶を探ることまでできるなら、いつものステイシーらしく振舞うことぐらい朝飯前でしょうに。結局、もともと怪しまれてた上にバラシタラとの戦いでいつものステイシーらしいバラシタラへのこだわりを全く見せなかったとこから、自分たちの知っているステイシーではないと完全に断じられることに。ここまで「お前みたいなのがステイシーなわけねーだろ」と全員からガン詰めされたら、うろたえたり「バレちまったらしょうがねえなあ!」とか開き直ったりしそうなものですが、なおも下手くそなステイシーのふりを続けながら、今度は手土産を持ってくると言って去っていくゲゲ。本当にこいつ、何を考えているんだ…。