BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第36話 感想

 今回のトピックは何と言っても仮面ライダーアギレラの誕生ですね。前情報は全くなかったので驚きました。かつては悪の組織の女王だった花が、その罪の象徴である名を冠した仮面ライダーに変身して正義のために戦う。実に燃える、仮面ライダーファンが好きそうな展開じゃないですか。やはり新ライダーの登場というのはこういうのでないと。前回のオーバーデモンズの盛り上がらなさは一体何だったのか。アギレラの戦いぶりも、両手のダガーで敵のアキレス腱を切ったり、足の甲に突き立てたりと、なぜか執拗に足を狙う戦い方が、今までのどのライダーにもなかったものでインパクトは十分。それにしてもベイル、さくらに「あんたパパのストーカーじゃん」と図星を突かれ、その通りなので何も言い返すことができずキレて襲いかかることしかできないうえ、コピーしていないバイスタンプによる攻撃にはめっぽう弱く手も足も出ないまま撤退するという醜態をさらすとは、こいつもいよいよメッキがはがれてきましたね。

 

 そんなこんなで確実にウィークエンドに戦力が集中していく一方で、よせばいいのにいまだにフェニックスにこだわる大二は、今回も大量のギフジュニアを相手にしてへとへとになったところで、赤石長官がまたしても何のフリもなく出してきたヘルギフテリアンなる新怪人によってワンパンでやられるという不遇ぶり。一輝もさくらも、いい加減もっと弟を気遣ってやれよ…。