BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第42話 感想

 父ちゃんとベイル、長きに渡る因縁がついに決着。ずいぶん長いこと堂々巡りのような、実質的に話の動きのない展開が続き、ライダーの数だけが増えていくという状態が続いていましたが、久しぶりに動きらしい動きがあったという感じがしましたね。デストリームとクリムゾンベイルの決戦は見ごたえがありましたし、決戦に挑む前の父ちゃんと母ちゃんの会話もいい話でした。まぁこれとてやろうと思えばもっと早くにできていたはずなので、その間にストーカーやらそんなだから相棒にフラれるんだとか的を射たことをズバズバ言われたり、仮面ライダーアギレラの初陣で執拗に足を攻撃され続けたりと散々な目に遭っていたベイルもまた、この動きのない脚本のために割を食っていた一人だったのですが。一輝との「兄弟喧嘩」では戻ってこようとしなかった大二が、「本当にいい男っていうのは、どんな時でも自分を許せる男だ」という父ちゃんの言葉で、ようやく差し伸べられた手に手を伸ばすことができたのも、納得しました。しかし、そこに水を差すように現れたのが、ついにお出ましのギフ。いいところなんだから水を差すんじゃねぇと言いたいですが、なにしろこいつも現在に至るまで何を考えているのか、どういう思想で動いてるのか、実際のところが全く不明ですからね(赤石が言ってたことが本当かどうかも怪しいし)。これでようやく、本当に最終決戦らしい展開に突入してくれるでしょうか。