BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第10話感想

 デザイアグランプリ、新シーズン突入。その前に、前シーズンで叶えた英寿の願いが「デザイアグランプリ運営関係者と家族になっている世界」という予想斜め上のものだったことが判明。前からそうだろうとは思っていましたが、やはり英寿の目的はデザグラそのものの秘密に迫ることのようですね。そのために、今後行われるデザグラへの確実な参加権や、働かなくても生きていける世界など、確実にデザグラの秘密に迫るための願いをこれまでのデザグラでの優勝で着実に叶えてきたことも判明。一足飛びに迫れるような秘密ではないからこそこんな段を踏んでいるんでしょうね。そのために英寿の姉という設定にされて露骨に嫌な顔をしてるツムリが笑えます。

 

 一方、さすがにここまで露骨なことをされて運営、というかゲームマスターが英寿の目的に感づかないわけもなく、とうとう英寿をゲームから脱落させるための刺客としてパンクジャックこと晴家ウィンを投入。最初に英寿のゲームへの永久参加権を認めてしまった以上、参加させないわけにもいかないためこんな手を使うしかなくなったんでしょうね。毎回道長が参加してくることに関しても英寿はツムリの言う「公正な審査」を疑っていましたけど、これも英寿への強い敵愾心を持つ道長ならワンチャン英寿を脱落させてくれるんじゃないか、というゲームマスターの意図で毎回参加させられているんでしょうね。

 

 さらに気になるのは、前シーズンで脱落した景和と祢音。景和は恵まれない人のための募金に興味を示さなくなってるし、祢音はあれだけ脱したがっていたお嬢様としての生活を満喫して母の言うことにも唯々諾々と従っている…と、前シーズンの二人を見たらおよそ信じられない様子を見せていました。まるでデザイアカードに書いた願いを失ったかのような様子でしたが、これもデザイアグランプリで脱落したことと関係があるのでしょうか。そして、そんな祢音のところにツムリを連れて現れた彼女の父も、明らかに只者ではないのですが…。