BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ14

 ブンブンマリンに認めてもらうため、そのヒントをつかむべく水族館にやってきた射士郎。彼にとって水族館は、かつてスパイの任務ですさみきっていた心を癒してくれた大切な場所だった。そこに苦魔獣、さらにはサンシーターの搭乗するブンブンキラーロボが同時に攻撃を仕掛けてくる。ブンブンキラーロボの相手を大也たちに任せ、水族館を守るべく射士郎は単身苦魔獣に立ち向かう…。

 

 今度は水族館でバイトをしていたところで射士郎と出くわす未来。一体どれだけのバイトを掛け持ちしてるのか、またこんな特殊なバイトをどこで見つけてくるのか。まぁそれはともかく、久しぶりの射士郎主人公回。等身大戦と巨大ロボ戦が同時展開されるというなかなか珍しいシチュエーションで、単身苦魔獣と激突することに。ありもしない錠の本性を暴こうとして結局墓穴を掘った前回とは打って変わって、大切な場所を守るために命を張る熱い展開。しかしそんな彼の様に、一人で全部やるとか刺し違えるとか、そんなのふざけんなとばかりにロボから降りて乱入してきたのが未来。こういうブレイクスルーを担当するのは他の戦隊だったらレッドの役割だったりするのですが、ブンブンジャーでは未来が担当するのが面白いですね。さすが、駆け落ちする気だった彼氏を捨ててブンブンジャーになった女だけはあります。未来の叱咤の言葉に自分を見失っていたことに気づいた射士郎は今更ながら未来を仲間と認め、彼女に背中を預け見事な連携攻撃で苦魔獣を撃破。そしてそんな彼の姿に心を開いたブンブンマリンが参戦し、新たに合体を遂げたブンブンジャーロボサファリのワイルドな戦いぶりでブンブンキラーロボを撃破したのでした。作ったばかりのロボを2週立て続けにおしゃかにしちゃいましたけど、修理役であろうキャノンボーグは大丈夫なんでしょうか…。