BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 〜闇を照らす者〜 第16話感想

 先週ほとんど話が動かなかった分、いきなり急展開を見せた今回。

 SG1の新兵器発表会。銃弾でも穴の開かないコンクリートの壁を一撃で粉砕って、明らかに過剰武装でしょう。一般には何を想定してここまでの武装を持つことを認めさせたのやら。その発表会で哀空吏が止めるのも聞かず、金城憲水に魔導ホラー探知機を使おうとする莉杏。このあと燕邦に魔導ホラー探知機のことをペラペラしゃべったり、今回の彼女はいつもの彼女らしからぬ慎重さにかける行動が目立ちましたね。燕邦がホラーになってもフェアな精神の持ち主だったからよかったものの、下手をすれば寝首をかかれていたかもしれません。

 女神像から流れていた歌が止まり、ゼドムの封印が解けそうでヤバい、ということで全ての元凶らしい憲水を始末しにいくことに。つくづく今回は展開が速いですね。莉杏にラゴウを使役する術を伝授する符礼法師、死亡フラグが立ったように思えてなりません。莉杏と燕邦のバトルは途中から流牙も加わり、流牙がトドメをさしかけるも、一縷の望みを捨てきれない莉杏の叫びで流牙が手を止め水入りに。正体が明らかになった回で決着までつけてしまうのはもったいないので、これはありがたいですね。

 護衛役の尊士に苦戦しながらも、なんとか憲水の確保に成功する流牙たち。しかし憲水の口から明らかになったのは、本当の黒幕はその息子・滔星だという驚愕の事実。確かに、明らかに重要なポジションであるにもかかわらず途中から全く出番がないのは怪しいなとは思っていましたが、とはいえまだ完全に鵜呑みにしていいかもわからないですね。