BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンX 第9話感想

 大学ラグビーの選手だったが、試合での敗北で受けたショックが元で寮を飛び出したワタルの弟、イサム。彼が偶然住むことになったシェアハウスの住人たちは皆風変わりだったが、実はその正体は・・・。

 というわけで、ウルトラマンギンガでその強烈な個性を発揮したバルキーイカルス、ナックルの三星人がXにも登場。ギンガに搭乗したあいつらと同一人物かどうかは結局はっきりとはしませんでしたが、宇宙広しといえどもあんな奴らがそうそういるとは思えないので、まぁ本人たちととらえるべきなんでしょう。しかも今回は中の人たちが人間体まで演じるサービスぶり。相変わらず関さんのアドリブが冴えてます。

 ギンガにこてんぱんにされた挙句UPGに掃除係としてこき使われた結果、さすがに悪事はもう懲りたのか、地球人としてつつましやかな生活を送ることを望む三星人。しかし、バルキーのペットであるサメクジラを狙ってババルウ星人率いる悪の宇宙人軍団が来週。サメクジラを巡って、イサムを巻き込んだラグビー対決が行われることに。ケムール人とゼットン星人が並んで立っているところは初めて見ましたが、こうして見ると結構違うもんですね。しかし、ゼットンとかバードンとかならまだしも、サメクジラが成長したところでそんなに期待するほど強くはならないと思うのですが・・・。

 自慢の俊足を生かすケムール人や瞬間移動で攪乱するダダ、変身能力で欺いてくるババルウ星人らの活躍で悪の宇宙人側がリードをとるものの、その卑怯なやり口に激怒したイサムが三星人を盛り立てて大逆転。それでも往生際悪く暴れようとする宇宙人軍団の相手をするのはエックス。しかし悲しいかな、四人がかりで挑むものの、そろいもそろって真正面からのぶつかり合いにはてんで弱いことで有名な奴らばかりだったため、あえなくお空の星に。試合後、再び姿を消してしまった三星人ですが、おそらく伊香保温泉にでも行ったんでしょうね。